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【市況】【市場反応】米10月小売売上高/PPI、予想下回りドル売り


 外為市場では予想を下回った米10月小売売上高やインフレ指標を受けてドル売りが強まった。ドル・円は122円76銭から122円44銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0752ドルから1.0795ドルへ上昇した。米国債も上昇。10年債利回りは2.318%から2.28%まで低下し、5日以来の低水準となった。

米商務省が発表した10月小売売上高は前月比+0.1%と、改善予想に反して9月と同水準の伸びに留まった。

また、同時刻に米労働省が発表した10月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.4%と、予想外に2ヶ月連続の低下となった。

【経済指標】
・米・10月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.3%、9月:+0.1%)
・米・10月小売売上高(自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.4%、9月:-0.4%←-0.3%)
・米・10月生産者物価指数:前月比-0.4%(予想:+0.2%、9月:-0.5%)
・米・10月生産者物価コア指数:前月比-0.3%(予想:+0.1%、9月:-0.3%)
・米・10月生産者物価指数:前年比-1.6%(予想:-1.2%、9月:-1.1%)
・米・10月生産者物価コア指数:前年比+0.1%(予想:+0.5%、12月:+0.8%)

《KK》

 提供:フィスコ

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