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【材料】キトー---第2四半期営業利益76.0%増、日本・米州が底堅く推移


キトー<6409>は12日、2016年3月期第2四半期(15年4-9月)決算を発表。売上高が前年同期比40.3%増の258.09億円、営業利益が同76.0%増の15.05億円、経常利益が同33.7%増の11.94億円、四半期純利益が同12.7%増の5.68億円だった。

セグメントの業績は所在地別セグメントで事業展開しており、日本の売上高が前年同期比10.3%増の123.91億円、営業利益が同27.8%増の26.82億円。米州の売上高が同107.6%増の128.70億円、営業利益が同15.8%増の1.46億円。中国の売上高が同4.8%増の43.85億円、営業利益が同41.2%増の5.51億円。アジアの売上高が同16.0%増の19.93億円、営業損失が1.98億円(前年同期は3.14億円の損失)。欧州の売上高が同9.1%減の7.54億円、営業利益が同26.9%増の0.23億円だった。

日本は、民間の設備投資需要が底堅く推移したほか、米州は、買収したPEERLESS社が連結業績に寄与したことから大きく増収となった。中国は経済の減速傾向が強まるも、為替の影響から増収増益に。アジアは中国の景気減速の影響を受けたが、クレーン事業の収益が向上し、営業損失は改善している。欧州は減収、2ケタ営業増益に。

16年3月期通期については、売上高が前期比20.1%増の600億円、営業利益が同62.0%増の55億円、経常利益が同46.0%増の50億円、当期純利益が同48.0%増の30億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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