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【材料】ティーガイア---2Qは2ケタ増益、関連商材の販売好調や全社的な業務効率化が奏功


携帯電話販売のティーガイア<3738>は12日、第2四半期累計(2015年4-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比0.8%減の2849.94億円、営業利益が同11.0%増の65.14億円、経常利益が同11.6%増の65.13億円、純利益が同19.5%増の38.07億円となった。

売上面では、主力のモバイル事業やソリューション事業は増益となったが、決済サービス事業他において、券面額を売上高とする電子マネー系PIN商材から受取手数料のみを売上高とするギフトカードへと商品構成が変化していることが影響した。利益面では、モバイル事業においてスマートフォン関連商材の販売が好調に推移したことや、全社的な業務効率化等の構造改革を継続したことなどにより増益となった。

通期業績予想は従来計画を据え置いた。売上高が前期比2.0%増の6550億円、営業利益が同4.8%増の150億円、経常利益が同5.0%増の149億円、純利益が同16.2%増の90億円を見込んでいる。

同社は、携帯電話販売の一次代理店として、市場シェア約12%を占めるトップ企業である。販売拠点は二次代理店も含めて2015年9月末で2,155店舗。その他、法人顧客向けのモバイルソリューション事業および、固定回線サービス等の取次ぎからなるソリューション事業や、電子マネー等のプリペイド決済サービス事業などを展開している。

《SF》

 提供:フィスコ

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