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【材料】フォトクリエイト---第2四半期は売上表示の変更で減収、原価改善効き赤字幅は縮小


フォトクリエイト<6075>は12日、2016年6月期の第1四半期(7-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比7.6%減の6.10億円、営業損失は0.62億円(前年同期は0.71億円の損失)、経常損失は0.61億円(同0.70億円の損失)、四半期純損失は0.42億円(同0.45億円)となった。

インターネット写真サービス事業では、主にスポーツイベントにて写真を撮影・販売する「オールスポーツコミュニティ」において、「2015北海道マラソン」「日清食品カップ 第31回小学生陸上競技交流大会」といった各種イベントの撮影・販売を展開し、事業部門別売上高が増加した。一方、フォトクラウド事業においては、一部サービスの売上表示を総額から純額に変更したことで減収となったが、従前の表示においては23.4%増と大幅に伸長した。なお、総額表示でみた場合の全体の売上高は6.9%増と増収となっている。また、第1四半期はイベントが少ないことから例年通り赤字が先行しているが、インターネット写真サービス事業における原価率改善が効いたことで赤字幅を縮小した。

通期業績予想は従来計画を据え置いており、売上高は前期比1.0%減の31.44億円、営業利益は同24.8%減の0.78億円、経常利益は同21.2%減の0.83億円、当期純利益は同22.1%減の0.51億円を見込んでいる。フォトクラウド事業の教育領域への積極投資を行うため、減益の見通し。なお総額表示でみた売上高予想は、前期比17.9%増の38.44億円となる。

《SF》

 提供:フィスコ

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