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【市況】欧州大手証券、造船・重機の2015年は「勝ち組」が見当たらない状況に終わりそう

 UBS証券の機械セクターのリポートでは、造船・重機6社(IHI<7013>、川崎重工業<7012>、住友重機械工業<6302>、三井造船<7003>、日立造船<7004>、三菱重工業<7011>)合計の第2四半期営業利益が前年同期比13.8%減の945億円と、2四半期続けて減益になったことを受け、為替は第2四半期も円安が継続する中、「これを超えて減益になったことは下期以降の造船・重機業界も厳しい状況が続くことを意味しそう」と解説。
 第1四半期に限らず第2四半期もプラントや船舶関連でコストオーバーランが発生、受注時のプロジェクト管理リスクが甘かったとの見方で、2015年は「勝ち組」が見当たらない状況に終わりそうと指摘。
 中国など世界景気減速も続くため更なる下振れリスクが残ると予想している。
《MK》

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