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【材料】日本郵政4日続伸、断トツの商いこなし海外資金も誘導

 日本郵政<6178>が4日続伸、日経平均は前日までに7日続伸し1000円を超える上昇をみせていたこともあり、きょうは利益確定売りやむなしの展開だが、前場に1万9300円台まで売られた後は腰の強さを発揮して、1万9500円台まで下げ渋っている。その背景に「海外の年金系資金などの長期スタンスの買い」(市場関係者)が観測されている。そのなか、PBR0.5倍台で配当利回り2.4%と割安感の強い同社株はシンボルストック的な役割を担っており、大口資金を取り込みながらシコリを作らない抜群の流動性も強み。きょうは売買代金でトヨタ自動車<7203>やソフトバンクグループ<9984>を凌ぐ断トツ(午後1時50分現在で708億円)の水準をこなしており、引き続き人気の高さを物語っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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