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【材料】ロート薬は売り買い交錯、国内大手証券はレーティングを「中立」へ格上げ

 ロート製薬<4527>が売り買い交錯。寄り付きは高かったものの、次第に売り優勢となる場面があった。現在は前日終値近辺で推移している。
 大和証券は、同社が11月4日引け後に発表した16年3月期通期の業績上方修正について、広告費の積み増し4億円を勘案しても、営業利益は期初予想137億円から14億円しか増額していないため保守的と指摘。また、来期の再生医療事業は臨床試験の開始により赤字が膨らむ公算が高いものの、それでも20億円程度の赤字に留まると推測。ビューティ関連やアジア事業の伸長から持続的な営業増益は可能と見て、レーティングを「4」(アンダーパフォーム)から「3」(中立)へ格上げし、目標株価は2070円から2300円へ引き上げられた。
《MK》

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