市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均の下落ほどセンチメントは悪くない/後場の投資戦略


日経平均 : 19523.02 (-174.75)
TOPIX  : 1580.51 (-13.06)

[後場の投資戦略]

 売り一巡後は下げ幅を縮めてくる相場展開が意識されていたが、予想外の19400円割れとなった。ソフトバンクグ<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>など、指数インパクトの大きい銘柄が日経平均の重石に。ただし、日本郵政<6178>、AppBank<6177>、コロプラ<3668>、ゼロ<9028>、モリテックス<7714>、グリムス<3150>などが強い値動きをみせており、センチメントは日経平均の下落ほど悪くなさそうである。
 後場は週末要因と、米小売売上高を見極めたいとする模様眺めムードもあり、こう着感が強まりやすい。また、メガバンクの決算を控えていることも、手掛けづらくさせよう。一方で、三菱UFJ<8306>は下落幅を縮めており、決算を前にショートカバーなども意識されやすいだろう。日経平均はSQ値を上回っての推移がキープできれば、インデックスに絡んだ資金流入も意識されそうだ。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均