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2015年11月13日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:カドカワ、日清食HD、戸田建、ケネディクス

■カドカワ <9468>  1,720円  +155 円 (+9.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 カドカワ<9468>が急騰。同社は12日取引終了後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。前期変則決算のため比較はできないが最終損益は19億1400万円と黒字を確保、4~6月期の2億2000万円の損失を吸収して黒字化したことを好感する買いを集めた。電子書籍事業が伸び、広告費抑制などのコスト低減努力も寄与しており、通期予想の最終利益40億円の達成が射程に入った。

■日清食HD <2897>  6,260円  +480 円 (+8.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 日清食品ホールディングス<2897>が大幅続伸。同社は12日、第2四半期累計(4~9月期)の連結営業利益は前年同期比31.8%増の123億9800万円となったと発表した。「カップヌードル」など主力ブランドに新製品を投入し販売が伸びたほか、値上げ効果や販管費の削減などが収益に寄与した。同時に16年3月通期の連結営業利益も245億円から260億円(前期比7.0%増)に増額修正した。ゴールドマン・サックス証券は12日、この決算内容を「想定以上」とし、目標株価は5700円から6000円に引き上げている。国内主力ブランドの好調や中国事業も復調傾向にあることなどを評価している。

■サカタインクス <4633>  1,209円  +91 円 (+8.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 サカタインクス<4633>が大幅反発。12日の取引終了後、15年12月期の連結業績見通しについて、売上高を1370億円から1360億円へ下方修正した一方、営業利益を76億5000万円から80億5000万円へ上方修正したことが好感されている。日本・アジア向け印刷インキや機能性材料が予想を下回り売上高は下方修正したものの、北米・欧州向け印刷インキが順調に拡販が進んだほか、機能性材料も伸長したことで利益面は上方修正した。なお、今期は決算期変更に伴う9カ月決算のため前期との比較はない。また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末配当を12円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。これにより年間配当は22円(従来予想20円、前期20円)を予定している。

■戸田建設 <1860>  716円  +49 円 (+7.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 SMBC日興証券が12日付で戸田建 <1860> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を750円→850円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、16年3月期業績の大幅な増額修正と年間配当の増配は、17年3月期も良好な業績を確保できるとの見通しの表れと指摘。下半期の建築利益率は大型低採算工事の施工が最盛期を迎えることで低下する可能性があるが、その後は受注時採算の向上などにより利益率上昇及び業績回復が続くと見込んでいる。同証券では、16年3月期の連結営業利益を170億円→210億円(会社予想は191億円)、17年3月期は175億円→220億円、18年3月期は185億円→245億円にそれぞれ増額修正した。

■ケネディクス <4321>  506円  +34 円 (+7.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 ケネディクス<4321>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が12日付でレーティングを「ホールド」から「バイ」へ、目標株価を640円から660円へ引き上げた。今15年12月期の第3四半期累計(1~9月)営業利益が通期会社計画超過し、今後に寄与する投資やAUM(受託資産残高)が拡大していることを評価。同証券では通期連結営業利益で会社側計画と同様の85億円(前期実績81億4700万円)から95億円へ、来期予想を113億円から123億円へ引き上げている。

■ネクスト <2120>  950円  +55 円 (+6.2%)  11:30現在
 12日、ネクスト <2120> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益が前年同期比61.4%増の18.8億円に拡大して着地したことが買い材料。新サービスの追加などが奏功し、不動産情報サイト「HOME'S」の掲載物件数が伸びた国内不動産情報サービス事業が収益を牽引した。昨年買収したスペインのトロビット社を含む海外事業の業績好調も大幅増益に貢献した。

■マツキヨHD <3088>  6,190円  +340 円 (+5.8%)  11:30現在
 12日、マツキヨHD <3088> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の220億円→260億円に18.2%上方修正。増益率が9.8%増→29.8%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。免税対応店舗の拡大などによるインバウンド需要の獲得で、売上が計画を上回ることが寄与。データ分析による販促活動の効率化なども上振れに貢献する。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は60円)に増額修正したことも支援材料。

■OSJBHD <5912>  246円  +10 円 (+4.2%)  11:30現在
 12日、OSJBHD <5912> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比72.2%増の17.1億円に拡大して着地したことが買い材料。高速道路関連などの手持ち工事が順調に進み、18.1%の大幅増収を達成したことが寄与。大型建設工事での生産性向上による採算改善や設計変更による追加受注も大幅増益に貢献した。通期計画の18億円に対する進捗率は95.1%に達しており、通期上振れを期する買いが向かった。

■クラリオン <6796>  415円  +9 円 (+2.2%)  11:30現在
 クラリオン<6796>が続伸。同社はOEM(相手先ブランドによる生産)を主力とするカーエレクトロニクス大手だが、北米やアジア向けにOEMが好調で15年4~9月期の営業利益は前年同期比5割増の55億円と極めて好調。また、ここ完成車メーカーが挙って注力する自動運転分野のキーカンパニーとしても注目度が高い。車載カメラで先進技術を駆使し、自動車の4隅にカメラを設置することにより上から俯瞰するように画像を合成するアラウンドビューモニターで高いシェアを有している。現在主流はアナログ方式だが、さらに広範囲かつ鮮明に対応できる次世代デジタル方式を駆使し、自動駐車システムの実用化に向け開発を進捗させている。

■西武ホールディングス <9024>  2,611円  +26 円 (+1.0%)  11:30現在
 12日、西武HD <9024> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の461億円→527億円に14.1%上方修正。増益率が9.7%増→25.2%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。インバウンド需要の取り込みでホテルの稼働率、単価が上昇することが収益を押し上げる。電気動力費や退職給付費用などが想定を下回ることも上振れに貢献する。

■SUMCO <3436>  1,237円  +12 円 (+1.0%)  11:30現在
 SUMCO<3436>が続伸。UBS証券では、ロジック向けを中心とした300mmの出荷減に加えて、売上高の半分弱を占める200mm以下の落ち込みの収益影響が想定以上の印象と指摘。自動車向けは堅調も、その他民生向けや産業用途での低迷が続いているとの見方で、交渉中の300mmの値上げに関しては、16年1月からの引き上げは困難と解説。スマートフォン向けの作りこみが本格化する1~3月期後半の回復力次第で4~6月期の価格交渉、7月以降の価格改定が可能と予想。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1250円から1200円に引き下げている。

■フェローテック <6890>  1,143円  +2 円 (+0.2%)  11:30現在
 フェローテック<6890>が3日続伸。12日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の650億円から660億円(前期比11.7%増)へ、営業利益を30億円から34億円(同2.0倍)へ上方修正したことを好材料視した買いが入っている。7月にアドマップを子会社化した効果に加えて、半導体製造装置向けマテリアル製品の受注が高水準だったことや、自動車温調シート向けの冷熱素子製品が好調に推移したことなどが寄与した。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高336億1500万円(前年同期比15.0%増)、営業利益19億4200万円(同62.0%増)だった。

■THK <6481>  2,183円  -225 円 (-9.3%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 THK<6481>が急反落。12日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の2400億円から2150億円(前期比1.2%減)へ、営業利益を320億円から210億円(同26.0%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。国内外の各地域における足もとの受注状況や、今後の外部環境を踏まえて業績予想を見直したという。また、業績予想の修正に伴い、従来、中間・期末各28円を予定していた配当についても中間・期末各25円にするとあわせて発表しており、弱材料視されている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1121億8600万円(前年同期比5.6%増)、営業利益124億8800万円(同12.7%減)、純利益77億900万円(同29.2%減)だった。グローバル規模での営業積極化や円安などで主力のLMガイドが伸長し増収を確保したが、先行投資の増加や事業譲受に伴う取得関連費用の発生などが利益を圧迫した。

■山陰合同銀行 <8381>  1,032円  -100 円 (-8.8%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 12日に決算を発表。「今期経常を3%下方修正」が嫌気された。山陰合銀 <8381> が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.5%増の100億円に伸びた。
  ⇒⇒山陰合同銀行の詳しい業績推移表を見る

■FFRI <3692>  6,980円  -650 円 (-8.5%)  11:30現在
 FFRI<3692>が急落。同社は12日取引終了後に、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独決算を発表。売上高は3億2000万円(前年同期比13.2%増)と増収を確保した半面、営業損益は4億1800万円の赤字(前年同期は1000万円の黒字)となった。標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」の契約ライセンス数は25万9147件(15年3月期は20万6421件)に増加したが、一方で売り上げ単価は1465円(同1790円)に低下している。なお、通期業績見通しは従来計画を据え置いている。

●ストップ高銘柄
 ゼロ <9028>  1,487円  +300 円 (+25.3%) ストップ高   11:30現在
 CRI・ミドルウェア <3698>  1,684円  +300 円 (+21.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アプライド <3020>  2,328円  +400 円 (+20.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 田中化学研究所 <4080>  927円  +150 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在
 昭和真空 <6384>  1,020円  +150 円 (+17.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 地盤HD <6072>  445円  -100 円 (-18.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 LCAHD <4798>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、2銘柄

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