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【市況】11時時点の日経平均は8日ぶり反落、東芝やTHKが東証1部下落率上位にランクイン


11時00分現在の日経平均株価は19546.89円(前日比150.88円安)で推移している。12日の米国市場では、12月利上げ観測が強まったほか、軟調な原油相場も嫌気され、NYダウが254ドル安となった。こうした流れを受けて日経平均は202円安からスタートすると、寄り付きで算出された11月限オプションSQ値19496.87円(概算)も下回り、一時下げ幅を300円超に広げ19400円を割り込む場面があった。ただ、その後は押し目買いで19500円台半ばまで値を戻している。

個別では、ソフトバンクグ<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般軟調。米子会社の減損損失計上が報じられた東芝<6502>が7%安、業績予想を下方修正したTHK<6481>が8%安と急落しており、山陰合銀<8381>やイマジカロボッ<6879>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、日本郵政<6178>、コロプラ<3668>、富士重<7270>などが堅調。一部証券会社が投資評価を引き上げたケネディクス<4321>は7%高に。また、モリテックス<7714>、カドカワ<9468>、サカタインクス<4633>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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