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【経済】(中国)鮮肉需要が急増、豪から「生きた牛」の空輸が開始


中国における新鮮な牛肉に対する需要の急増を受け、オーストラリアから「生きた牛」の空輸が始まったと報じられている。

オーストラリア・メルボルンの空港から計150頭の生きた牛はこのほど、「ボーイング747便」に搭乗して中国の重慶市の空港に到着した。行き先は食肉処理場だという。

「海運の場合は沿海部などに限られるため、空輸は内陸まで届くことが可能になる」と今回の牛の空輸を手がけた豪農業サービス大手エルダーズの輸出責任者は語った。

空輸のほか、豪畜産大手ウェラード・グループが海運を通じて生きた牛を中国に提供することで中国の富麗達集団と合意した。ウェラードは2隻の輸送船を購入し、2年以内に引き渡されるという。同社は年6万頭の生きた牛を中国に輸出する計画で、海での輸送時間は1カ月未満になる見通しだ。

《ZN》

 提供:フィスコ

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