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【材料】平田機工の第2四半期営業利益は2倍の17億1300万円、進捗率は74.5%

 生産設備エンジニアリング会社の平田機工<6258>は12日引け後、16年3月期第2四半期累計の連結決算を発表した。売上高は255億9700万円(前年同期比22.7%増)、営業利益は17億1300万円(同2倍)で着地した。
 自動車関連生産設備事業が、中国での景気減速を受け自動車市場全体の伸びが鈍化しているものの、原油安を背景とした自動車販売が好調な米国や、欧州も回復基調にあるなか、主力の北米市場向けのパワートレイン関連設備や、国内自動車部品メーカー向け設備など売り上げが順調だった。家電関連およびその他生産設備事業は、安定的な買い換え需要や、新興国での経済成長を背景とした家電普及率の拡大など需要増が見込まれるなか、白物家電を中心とした組立設備案件や、タイヤ関連設備の案件が堅調に推移した。
 据え置かれた通期の連結営業利益は23億円(前期比8.3%増)の見通しで、進捗率は74.5%に達している。
《MK》

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