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【材料】富士山マガジンが上方修正、中途採用進まず販売管理費が予想下回る

 富士山マガジンサービス<3138>は12日引け後、15年12月期の利益予想を上方修正した。非連結売上高は従来予想の23億9300万円(前期比23.3%増)を据え置いたものの、営業利益は2億6900万円から3億1100万円(同53.1%増)へ、純利益は1億5900万円から1億8500万円(同46.4%増)へ引き上げた。
 円安や株価の上昇で企業収益の改善が進む中で企業の採用意欲が高まっており、他社との優秀な人材の取り合いとなり中途採用が予定通り進まなかったこと、および定期購読者獲得のために出版社とともに行う予定であった雑誌の誌面を活用したマーケティング企画が当初の計画から遅れていることなどから、予定されていた販売管理費の使用が進まなかったことが要因。
《MK》

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