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【市況】国内大手証券、メガバンクの決算発表でサプライズがなければ株価戻り基調に水を差す可能性も

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の銀行セクターのリポートでは、日銀が発表した10月のマネーストックで、広義流動性や広義流動性の80%近くあるM3の伸び率が縮小傾向となったことを受け、原油安、中国のほか新興国懸念などにより、資金の動きが停滞した感があると指摘。M3の変動を左右する預金通貨や金銭の信託、投資信託は高水準も、株式市場への資金流入の原資が間接・直接的にも鈍化したとの見方で、メガバンク株と広義流動性の伸び率には高い連動があると解説。
 メガバンクの決算発表(11月13日)でポジティブサプライズがなければ、最近の株価の戻り基調に水を差す可能性があると予想している。
《MK》

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