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【材料】テラ<2191>---医療支援事業もセグメント別で赤字に転落、第3四半期は損失幅拡大


テラ<2191>は、10日の引け後に15年12月期第3四半期(1-9月期)決算を発表した。売上高は前年同期比3.0%増の14.79億円、営業損失は4.06億円(前年同期は1.97億円の赤字)、経常損失は4.29億円(同2.27億円の赤字)、最終損失は4.49億円(同2.07億円の赤字)となった。

細胞医療事業に関しては、症例数が前年同期と比べ減少したことにより売上高は伸び悩んだほか、営業損失も拡大しているものの、契約医療機関である福島県立医科大学において、先進医療として樹状細胞ワクチン療法の治療提供を開始した他、新規医療機関として上尾中央総合病院が加わった。また、前年同期黒字だった医療支援事業に関しても、細胞培養関連装置の販売などが減少したことや、一部連結子会社が立ち上げフェースにあることなどにより営業損失に転落した。

会社計画に関しては、売上高を前期比4.3%増の19.45億円、営業損失を6.81億円、経常損失を7.11億円、最終損失を同7.26億円とそれぞれ据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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