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【材料】協和キリンが反落、欧州大手証券「好材料はほぼ織り込み済み、期待は16年以降に持ち越し」

 協和発酵キリン<4151>が反落。売り気配で始まったものの、寄り付き安値から下げ幅を縮小する展開。安いところでは押し目買いの動きも出ているようだ。
 クレディ・スイス証券では、足元の業績上振れや新薬開発パイプラインの進展を織り込み株価は上昇したため、目先の好材料はほぼ織り込んだと指摘。2016年12月期は薬価改定による減収とバイオシミラーなどからの一時金・技術収入の減額による影響で減益になると見る中、がん免疫療法に関連するフェーズ1試験を5つ立ち上げているため、「そのうちひとつでも成功すれば大きなリターンを得ることが可能」と解説。
 「期待は2016年以降に持ち越したい」として、レーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げるも、目標株価を2100円から2200円に引き上げている。
《MK》

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