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【市況】11日の株式相場見通し=警戒続き利益確定売り、中国経済指標を注視

 11日の東京株式市場は、引き続き短期間での急上昇対する警戒感が継続することが予想され、買い手控え姿勢が強まりそうだ。相場に先安懸念があるなかで、利益確定売りが先行し、日経平均株価は反落することになりそうだ。また、午前中に発表される中国10月の主要経済指標にも注目が集まる。
 10日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比27.73ドル高の1万7758.21ドルと反発した。手掛かり材料に乏しいなか、前日の大幅安の反動もあり押し目買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比12.058ポイント安の5083.244と続落した。
 11日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=123円10銭台での推移となっている。
 日程面では、参院予算委員会で閉会中審査、10月のマネーストック、10月の工作機械受注に注目。海外では、EUとアフリカ諸国が難民サミット、中国10月の小売売上高・鉱工業生産・都市部固定資産投資が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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