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【市況】NY原油:反発で44.21ドル、IEA見通しきっかけに買いに転換


 NY原油は反発(NYMEX原油12月限終値:44.21↑0.34)。43.57ドルまで下落した後、44.76ドルまで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ観測を受けたドル高傾向が継続していることで、割高感による原油の売りが先行したとみられる。



 しかし、この日、国際エネルギー機関(IEA)が世界エネルギー展望を発表。そのなかで、2015年の原油関連投資が前年比20%以上減少したとの見方から、今後米シェールオイルなどの生産が縮小に向かい、原油価格は緩やかに上昇していくとの見通しを示したことが、その後の原油の買い材料になった。

《KK》

 提供:フィスコ

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