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【通貨】明日の為替相場見通し=123円中盤の値動きも

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、依然123円台前半を中心とする一進一退となりそうだ。予想レンジは1ドル=122円80~123円80銭。この日は前日のニューヨーク市場でNYダウが反落したことを受け、朝方は軟調に推移したが、夕方の欧州時間にかけジリ高となり、123円40銭前後を回復した。今晩は米10月輸入物価指数などが予定されている程度で目立った指標の発表はない。特に、あすは米国がベテランズ・デーで休場となることもあり、手掛かり材料難の展開が続きそうだ。前日のニューヨーク市場で一時122円97銭まで下落後、値を戻したことから123円前後は下値は堅いとみられるが、123円中盤からは戻り売りが出ている。こうしたなか、123円前半での値動きが続く可能性がある。あす中国では10月小売売上高や同鉱工業生産などの発表があり、その結果が注目されそうだ。(岡里英幸)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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