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【市況】米系大手証券の建設セクター見解、工事需要は盛り上がりに欠ける状況が継続していると解説

 モルガン・スタンレーMUFG証券の建設セクターのリポートでは、建設大手50社の受注は、15年度上半期が建設全体で前年比2.5%減、建築工事が同9%増加、土木工事が同21.3%減と指摘。
 建築工事については消費税引き上げに伴う反動減からの増加、土木工事は14年度の大型案件剥落が主因とみて、建築工事のマクロ全体の動向では、15年度上期の民間非居住者用建築着工床面積は前年比2.2%増で、14年度上期の同6.6%減を考慮すると停滞していると解説。
 公共工事は1年以上にわたって停滞している状況が継続、国全体で見れば工事需要は盛り上がりに欠ける状況が継続していると解説。
 業界投資判断「コーシャス」を継続している。
《MK》

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