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【市況】欧州大手証券、鉄鋼株に微妙な見通し、「相対的に電炉が高炉に対して有利、電炉も不安要素が多い」

 UBS証券の鉄鋼セクターのリポートでは、建材中心の普通鋼電炉や自動車向け中心の特殊鋼電炉の業績は、高炉よりも堅調と指摘。
 特殊鋼は年度内のマージンに大きな変動はなさそうとみる中、電炉は急な鉄屑市況の反転がリスクとみて、今下期、高炉は季節性やマージン縮小を考えると、第1四半期まで減益基調が続くと予想。高炉は悪材料をかなり織り込んだものの、近未来に収益が上向く可能性は低いとして、「相対的に電炉が高炉に対して有利、電炉も不安要素が多い」と解説している。
《MK》

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