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【材料】CDG---第2四半期は減収減益も化粧品会社や金融・保険業界向けが好調


CDG<2487>は9日、2016年3月期第2四半期(15年4-9月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比12.4%減の45.81億円、営業利益は同30.4%減の2.30億円、経常利益は同29.4%減の2.39億円、四半期純利益は同10.9%減の1.89億円となった。

化粧品会社及び金融・保険業界への販売が拡大したものの、製薬会社や自動車会社向けが減少して減収となった。利益面では、人員の増員や賃金の上昇に伴う人件費の増加が影響した。但し、受注案件ごとの採算管理を徹底したことにより、粗利率は前年同期の25.7%から28.3%まで大きく回復している。

2016年3月期の通期業績については、売上高が前期比0.5%増の110.00億円、営業利益が同10.0%減の7.00億円、経常利益が同11.9%減の7.00億円、当期純利益が同16.3%減の4.20億円とする従来予想を据え置いている。

化粧品会社や金融・保険業界向けで好調に販売を伸ばしているほか、流通・小売業界においても引合いは好調で、下期以降に大型案件の獲得を予定している。また、スマートフォンを利用したモバイルコンテンツを活用し、既存の店頭におけるプロモーション活動とWEBプロモーション活動とを連動させるO2O(Online to Offline)ビジネスの強化・拡大に引き続き取り組んでいる。8月には国内最大規模のオンライン広告ネットワークを運営するAOLプラットフォームズ・ジャパンと業務提携を行っており、今後の展開に注目したい。

《SF》

 提供:フィスコ

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