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【市況】NY金:反発で1088.10ドル、世界経済懸念で安全資産としての買い優勢か


 NY金は反発(COMEX金12月限終値:1088.10↑0.40)。1093.60ドルを高値に、いったん1087.40ドルまで下落した。中国の10月輸出、輸入が予想以上に減少したことや、経済協力開発機構(OECD)が2016年の世界成長見通しを下方修正したことで、世界経済の減速懸念が強まり、安全資産としての金の買いが優勢になったもよう。


 ただ、エバンス米シカゴ連銀総裁が、「連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げに一段と近づいた」、「雇用統計後のドルの上昇は正常、予想されていた」、などと述べており、金の売りが一時強まる場面もあった。

《KK》

 提供:フィスコ

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