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【材料】極洋---第2四半期営業利益56.1%増


極洋<1301>は6日、2016年3月期第2四半期(15年4-9月)決算を発表。売上高が前年同期比5.9%増の1084.99億円、営業利益が同56.1%増の11.26億円、経常利益が同105.0%増の14.07億円、四半期純利益が同59.8%減の9.11億円だった。

水産商事セグメントでは、赤魚、カレイなどの凍魚加工品や伸ばしエビ、むきエビといった付加価値製品の販売に加え、荷動きが回復傾向にある定塩鮭製品など鮭鱒加工品の販売が順調に進んだ。冷凍食品セグメントでは、簡便に調理できることをコンセプトとした『だんどり上手』シリーズなどの加熱用商品を医療食及び事業所給食向けに、エビやサケなどの寿司種を中心とした生食用商品を大手回転寿司チェーン向けに販売し、順調に扱いを伸ばしている。利益については、前年同期は特別利益として厚生年金基金代行返上益を計上したことによる影響となる。

16年3月期通期については、売上高が前期比4.9%増の2290億円、営業利益が同5.7%増の26億円、経常利益が同42.3%増の30億円、当期純利益が同9.6%減の22億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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