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【市況】11時時点の日経平均は大幅に4日続伸、好決算のオリンパスが東証1部上昇率トップ


11時00分現在の日経平均株価は19629.15円(前週末比363.55円高)で推移している。6日の米国市場では、市場予想を上回る10月雇用統計の結果を受けて、年内利上げへの思惑が高まった。為替相場が1ドル=123円台まで円安方向に振れ、シカゴ日経225先物清算値は19460円となったことから、本日の日経平均もこれにサヤ寄せする格好で145円高からスタートした。銀行株や輸出関連株を中心に買いが広がり、日経平均は上げ幅を300円超に拡大し19600円台を回復している。

個別では、みずほ<8411>が3%高、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>が4%高とメガバンク株が買われているほか、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、富士重<7270>などが堅調。前週末に決算発表したNTT<9432>に加え、第一生命<8750>が5%超の上昇に。また、上期決算が市場予想を大幅に上回ったオリンパス<7733>が16%高と急伸し東証1部上昇率トップ。その他、日写印<7915>、丸井G<8252>が上昇率上位となっている。一方、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、ソフトバンクグ<9984>、かんぽ生命保険<7181>、スクエニHD<9684>などが軟調。7日(土)に決算発表した東芝<6502>は6%安に。また、決算発表と同時に通期業績予想を下方修正したアシックスが17%超下げ東証1部下落率2位にランクイン。その他、JUKI<6440>、ニチモウ<8091>が下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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