市場ニュース

戻る
2015年11月09日09時52分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反落、米12月利上げ高まり、ロシア市場への売り圧力強まる


【ブラジル】ボベスパ指数 46918.52 -2.35%
6日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1128.24ポイント安(-2.35%)の46918.52で取引を終えた。48046.47から46397.11まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは9、値下がりは52、変わらず2であった。

この日発表の米国の10月雇用統計が大幅に改善したことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の12月利上げの可能性が高まり、新興国ブラジルの株式市場への売り圧力も強まった。また、ブラジル南東部の鉄鉱石採掘現場近くのダム決壊事故、7-9月期決算の下振れなどに対する懸念も、ブラジル株の売りにつながったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1754.36 -0.67%
6日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比11.92ポイント安(-0.67%)の1754.36で取引を終了した。1778.18から1746.31まで下落した。

この日発表の米国の10月雇用統計が大幅に改善したことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の12月利上げの可能性が高まり、新興国ロシアの株式市場への売り圧力が強まった。また、先のエジプトでのロシア旅客機墜落について、オバマ米大統領がテロの可能性を指摘。ロシアは公式な調査結果を待つ姿勢だが、プーチン大統領がエジプトと結ぶ便の運航停止を指示しており、同事件による影響も株式市場に及び始めている可能性。


【インド】SENSEX指数 26265.24 -0.15%
6日のインドSENSEX指数は小幅に3日続落。前日比38.96ポイント安(-0.15%)の26265.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.15ポイント安(-0.01%)の7954.30で取引を終えた。

小動きで寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。この日の取引終了後に米雇用統計のほか、翌7日から10月の中国の主要な経済指標が発表されるため、見極めるムードが強かった。また、年内の米利上げ懸念が高まっていることなども指数の上値を抑えた。

【中国本土】上海総合指数 3590.03 +1.91%
6日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比67.21ポイント高(+1.91%)の3590.03ポイントと3日続伸し、約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げた。

政策期待が支え。国内景気の先行き不安がくすぶるなか、当局が財政出動を含む刺激策を打ち出すとの観測が強まっている。中国工業和信息化部(工業情報化部)の苗墟部長が5日、「中国は2016年に33項目の産業育成計画を打ち出す予定」と述べたことも支援材料だ。ハイエンド設備製造の推進、戦略性新興産業の育成、従来型産業の技術グレードアップをその柱に据えたことが関連銘柄の追い風。ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は、3.8%高と大幅に上昇している。

《NH》

 提供:フィスコ

【関連記事・情報】

日経平均