市場ニュース

戻る
 

【市況】【市場反応】米10月雇用統計、雇用者数は昨年12月来で最大の伸びでドル急伸


 外為市場では予想を上回った米10月雇用統計を受けて早期利上げ観測が強まりドル買いが加速した。ドル・円は121円86銭から123円04銭へ急伸、8月21日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.0880ドルから1.0707ドルへ急落し、4月来の安値を更新した。


 米労働省が発表した米10月雇用統計で失業率は予想通り、9月の5.1%から5.0%へ低下し、2008年4月以来で最低となった。また、非農業部門雇用者数は前月比+27.1万人と、市場予想の+18.5万人を上回り、昨年12月以来で最大の伸びを示した。一方、9月分は+14.2万人から+13.7万人へ下方修正された。年初来10カ月間の平均も20.6万人と20万人を再び上回った。

【経済指標】
・米・10月非農業部門雇用者数:前月比+27.1万人(予想:+18.5万人、9月:+13.7万人←+14.2万人)
・米・10月失業率:5.0%(予想:5.0%、9月:5.1%)
・米・10月平均時給:前月比+0.4%(予想:+0.2%、9月:0.0%)

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均