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2015年11月06日16時33分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年11月6日

 6日の市場は日経平均が3日続伸。終値は前日比149円高の1万9265円で、8月21日以来、約2カ月半ぶりの水準まで回復してきた。1ドル=122円近辺まで進行してきた円安を好感して終日堅調に推移。首相が補正予算に言及したことなども買い材料となった。日経平均はフシ目のひとつである200日移動平均線(1万9249円)を久々に上回って引けている。

 昨日の米国市場は雇用統計の発表を控えてダウ平均が小幅続落した。序盤は欧州の株高を受けて高く推移したが、ドル高ピッチの速さを警戒した売りが出て指数はマイナス圏へと落ちてしまった。日本時間今晩22時30分に予定されている米雇用統計は18~20万人の雇用増が予想のコアレンジ。このレンジから大きく下振れしない限り12月の利上げが現実味を帯びてこよう。さて、米国株は下落したものの円安進行が刺激となった本日の東京市場は、日経平均が1万9000円台で値を伸ばす力強い展開となった。数々のケイ線的抵抗ポイントがあるなか、円安以外にも補正予算や追加緩和の思惑で日経平均は2カ月ぶりに200日線超えを達成。一段の戻りを期待させる動きを示している。中国上海株が大きく続伸していることも支援材料。先行き不安は拭えないものの、中国景気は鈍化にブレーキがかかり始めている印象もある。今晩の米雇用統計を難なくクリアすれば来週も基本的な戻り歩調は維持されそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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