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【材料】味の素が小反落、国内大手証券は中期成長性や成長投資と株主還元を両立する経営力も評価

 味の素<2802>が小反落。前日の後場に自社株買いと業績予想の上方修正を発表して買われたこともあり、きょうは利益確定目的の売りに上値が重いようだ。プラスで推移する場面があったものの、前引けにかけ下げに転じている。
 野村証券は、同証券による業績予想を下方修正したものの、同社への高い評価は変わらないとの見解を示している。新興国経済の減速は若干重石も、ドル高新興国通貨安の恩恵が受けられることで、景気変動への耐性は強いと指摘。海外食品を中心に中期成長性が高いうえ、成長投資と株主還元を両立する経営力も評価できるとし、目標株価は3100円から3400円へ引き上げられた。レーティングは「バイ」を継続している。
《MK》

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