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【材料】パンチ工業---上半期は10%増収、国内・中国とも家電向けなどが堅調


金型用部品メーカーのパンチ工業<6165>は5日、第2四半期累計(2015年4-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比10.3%増の180.30億円、営業利益が同1.1%増の9.60億円、経常利益が同9.4%増の9.31億円、純利益が同12.4%増の7.23億円となった。売上・利益とも計画を上回った。

国内では設備投資需要の持ち直しの動きなどもあり産業機械や家電向けが堅調だったほか、中国では自動車や家電・精密機器向けが好調だった。利益面では、研究開発投資などがかさんだが、売上増で吸収した格好。下半期もグローバル化、新市場の開拓、高収益事業モデルへの転換の3点に注力する。

下半期における中国経済の減速感と国内経済の上昇基調に鑑みて、通期業績予想は従来計画を据え置いた。売上高が前期比7.6%増の370億円、営業利益が同16.0%増の20億円、経常利益が同17.5%増の19億円、純利益が同9.4%増の13億円を見込んでいる。

同社は、国内で2位、中国でトップの金型用部品メーカー。プラスチック金型用部品やプレス金型用部品などを手掛ける。創業40年間で培ってきた生産技術力と開発力で、標準製品のほか特注品にも対応する。海外拠点を中国、インド、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インドネシアに有する。

《SF》

 提供:フィスコ

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