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【材料】三菱商事が続落、国内大手証券は17年3月期以降も業績が伸び悩む状況は続くとの見方

 三菱商事<8058>が続落。売り優勢で始まり、安いところでは前日比61円安の1973.5円まで売り込まれる場面があった。
 野村証券では、保有資産の質の高さを背景としたキャッシュ創出力の強さを評価する見方は不変としながらも、新興国の需要低迷から資源価格の回復が遅れているため、16年3月期予想基準のROEは6%に留まり、セクター平均の8%を下回る状況が続くと指摘。商品市況の低迷が続く中、17年3月期以降も業績が伸び悩む状況は続くと考え、次期中期経営計画での成長戦略や株主還元策の拡充を待ちたいと解説。
 レーティングを「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を3100円から2200円に引き下げている。
《MK》

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