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2015年11月06日10時45分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は反発、レアルの反発が好感される


【ブラジル】ボベスパ指数 48046.76 +0.71%
5日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比336.66ポイント高(+0.71%)の48046.76で取引を終えた。48061.34まで上昇した後、いったん47430.37まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは41、値下がりは21、変わらず1であった。

ブラジル中銀が、レアルを下支えするための通貨スワップを5億ドル規模実施し、レアルが反発したことが好感され、株高につながったもよう。一方、ブラジル議会が、政府の提出した歳入拡大案への投票を翌週に延期したことで、財政再建の先行きに対する懸念が売り圧力になったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1766.28 +0.15%
5日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比2.68ポイント高(+0.15%)の1766.28で取引を終了した。1784.36まで上昇した後、いったん1762.16まで下落した。

外部環境がきびしい状況にも、ロシア金融株が上昇してMICEX指数を下支えしたとの見方。状況としては、前日イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が12月利上げの可能性に言及。5日発表のロシアの10月製造業PMI、総合PMIはとも50を割り込み、経済活動の縮小を示唆。また、ロシア株式市場引け際に、ブレント原油先物がマイナスに転じた。

【インド】SENSEX指数 26304.20 -0.94%
5日のインドSENSEX指数は続落。前日比248.72ポイント安(-0.94%)の26304.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.75ポイント安(-1.05%)の7955.45で取引を終えた。

SENSEX指数は小幅高で寄り付いた後は売りに押され、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。年内の米利上げ観測が再び高まっていることが、インドなどからの資金流出懸念を強めた。また、足元の弱い経済指標も引き続き圧迫材料。10月の日経製造業購買担当者指数(PMI)は前月の51.2から50.7まで低下し、22カ月ぶりの低水準を記録した。

【中国本土】上海総合指数 3522.82 +1.83%
5日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比63.18ポイント高(+1.83%)の3522.82ポイントと続伸し、約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げた。

時価総額上位のエネルギー株や金融株が相場をけん引。中国石油天然気(601857/SH)が2.7%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.8%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.9%高で引けた。証券株も高い。前日に続き、ストップ高する銘柄が続出した。深センと香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)が年内にも開始されるとの思惑も引き続き買い材料視されている。

《NH》

 提供:フィスコ

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