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【市況】東京株式(寄り付き)=円安など背景に買いが先行

 6日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比77円高の1万9194円と続伸。前日の米国株市場ではNYダウが4ドル安と小幅続落となったものの底堅さを発揮、外国為替市場では1ドル=121円台後半と円安水準でもみ合っており、これを追い風に買い意欲は強い。シカゴ日経平均先物12月物は前日の大阪取引所の清算値を上回る1万9225円で着地しており、これを意識する展開に。ただ、日本時間今晩の米10月の雇用統計発表を控え、これを見極めたいとの思惑も働く。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前日時点で140%を超えており目先過熱感は否めず、週末ということもあって、キャッシュポジションを高める動きが相場の上値を押さえる可能性がある。寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種前後が高く、値上がり上位に鉄鋼、保険、輸送用機器、情報通信、ガラス土石、電気機器、銀行など。 

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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