市場ニュース

戻る
 

【市況】6日の株式相場見通し=米雇用統計前に手控え、円安基調はプラス材料に

 6日の東京株式市場は、米10月の雇用統計発表を目前にしていることに加え、週末控えのポジション調整も予想されることから、売り優勢の展開で日経平均株価は反落となりそうだ。手控え姿勢が予想されるなかでも、外国為替市場での円安・ドル高基調はプラス材料となりそうだ。
 5日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比4.15ドル安の1万7863.43ドルと小幅続落した。年内での米金利引き上げ開始観測が強まるなかで、翌日の米10月の雇用統計発表を前にして、手控え姿勢の強い展開となった。ナスダック総合株価指数は、前日比14.741ポイント安の5127.738と続落した。
 6日早朝の外国為替市場では、1ドル=121ドル70銭台と前日に比べて円安・ドル高が進行している。
 日程面では、黒田日銀総裁が講演、9月の景気動向指数、10月の車名別新車販売台数に注目。海外では、米10月の雇用統計が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均