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2015年11月06日08時26分

【市況】前場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計で模様眺めも、需給良好で物色意欲は強い


6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米雇用統計で模様眺めも、需給良好で物色意欲は強い
■外資系証券の注文動向:差し引き50万株の買い越し
■前場の注目材料:トヨタ<7203>、4-9月期営業最高益、販売台数見通しは引き下げ


■米雇用統計で模様眺めも、需給良好で物色意欲は強い

6日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。5日の米国市場では、6日の雇用統計の発表を控えて模様眺めムードが強く、NYダウ、ナスダックともに小幅な下落となった。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の19225円としっかりだった。

シカゴ先物にさや寄せしてくることで、日経平均は直近の戻り高値を更新してくる可能性が高い。チャート形状では一目均衡表の雲を上放れてくる格好となるため、先高期待も高まりやすいだろう。郵政グループ3社への活発な物色が続くようだと、更にセンチメントを明るくさせてくるだろう。

もっとも、週末要因や米雇用統計を控えていることから、商いは細りやすく、全体としてはこう着感が強まりやすい。利益確定の流れにも向かいやすいところである。そのため、郵政グループ3社のほか、決算を手掛かりとした個別物色が中心になりやすい。

また、郵政グループ3社への利益確定が強まるようだと、資金シフトによって冴えない値動きをみせていた新興市場への見直しにつながる可能性もありそうだ。ともあれ、需給状況は良好であり、物色意欲は強いだろう。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き50万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1610万株、買い1660万株、差し引き50万株の買い越しの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月29日(木):1030万株の買い越し
10月30日(金):1020万株の買い越し
11月2日(月):700万株の買い越し
11月4日(水):630万株の買い越し
11月5日(木):390万株の買い越し


■前場の注目材料

・米先週分新規失業保険申請件数:27.6万件(予想:26.2万件)
・米半導体クアルコム、業績見通しを引き下げ
・トヨタ<7203>、4-9月期営業最高益、販売台数見通しは引き下げ
・TPP協定案、ビザ発給を大幅緩和


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 対外対内証券売買(先週)

<海外>
・特になし

《SY》

 提供:フィスコ

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