【材料】日本アジア投資<8518>---ファンド運用で成功報酬が発生、上期業績は営業黒字に
日本アジア投資<8518>は、5日の引け後に16年3月期上期決算を発表している。営業収益は前年同期比13.2%増の27.35億円、営業損益は2600万円の黒字(前年同期は4.38億円の赤字)、経常損益は5600万円の赤字(同5.99億円の赤字)、最終損益は3600万円の黒字(同9.77億円の赤字)に転換。
新規上場以外にもM&Aなどの売却機会を創出することで、未上場の投資先企業の売却を実現。上場済み投資先企業の株式売却も進め、一定の売却益を確保した。一方、営業投資資産に対する評価損は、前年同期比98.9%減少し9百万円に留まった。その結果、投資業務の営業総利益は8.7億円(前年同期3,000万円)と大きく改善した。
なお、通期計画に関しては合理的な業績予想が困難なため開示は行っていない。
《SF》
提供:フィスコ