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【通貨】明日の為替相場見通し=米雇用統計控え様子見も

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が続く可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=121円20~122円20銭。この日の東京市場は、前日のニューヨーク市場でイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、議会証言で12月利上げに前向きな発言をし121円半ばへとドル高が進んだ流れを引き継いだが、121円50銭を中心とする一進一退が続き様子見姿勢となった。6日に発表される米10月雇用統計を前に手控え気分が強まった。雇用統計は非農業部門雇用者数が18万2000人前後の増加と予想されているが、堅調な内容なら12月利上げの可能性は高まりそうだ。今晩は米国で新規失業保険申請件数の発表があり、市場では26.2万件が予想されている。また、英国ではイングランド銀行が金融政策委員会の決定内容を公表する。日本ではあす景気動向指数が発表される。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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