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【材料】日本ケミコン、国内大手証券がダウングレード、新目標株価は276円に

 日本ケミコン<6997>が小動き。売り優勢で始まり、安いところでは前日比4円安の243円を付けたものの、その後は前日終値近辺での推移となっている。
 野村証券では、同社を「アルミ電解コンデンサの世界最大手企業」と評しながらも、その業界ポジションに見合う収益性(電子部品大手の営業利益率は10%前後、世界トップシェアの部品は10~15%の営業利益率が通常)を上げることができていないと指摘。16年3月期下期は、産機、白物家電向けの大型アルミコンの需要が低下し、アルミ箔工場の稼働率が低下、全社収益が悪化すると想定。
 レーティングを「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を470円から276円に引き下げている。
《MK》

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