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【市況】11時時点の日経平均は続伸、決算を受けてJTや古河電工が急伸


11時00分現在の日経平均株価は19073.68円(前日比146.77円高)で推移している。4日の米国市場では、イエレン連邦準備理事会(FRB)議長が12月利上げの可能性に言及したことが嫌気され、NYダウは50ドル安となった。ただ、円相場が1ドル=121円台半ばまで円安に振れたことなどから、日経平均は102円高からスタートした。寄り付き後に一時19100円台に乗せる場面もあったが、指数に影響のない日本郵政グループに物色が向かっていることもあり、買い一巡後は上値の重い展開となっている。

個別では、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、かんぽ生命保険<7181>が売買代金上位を占めており、ゆうちょ銀行が6%高、かんぽ生命保険が15%高となっている。その他では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、村田製<6981>、三井住友<8316>、任天堂<7974>などが堅調。決算を受けてJT<2914>や古河電工<5801>が急伸。古河電工が東証1部上昇率2位、かんぽ生命保険が3位にランクインしている。一方、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>、日産自<7201>、マツダ<7261>などが軟調。ソフトバンクグ<9984>や東電力<9501>は2%の下げ。また、タカタ<7312>、あすか薬<4514>、曙ブレーキ<7238>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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