5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=121円40銭台で堅調に推移。前日に比べ30銭強のドル高・円安となっている。
4日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、利上げに前向きな姿勢が示されたことを受け、ドル買いが優勢な展開。同議長は、経済の順調な成長が認められれば12月に利上げを実施する可能性を示唆した。イエレン議長の発言を受け4日のニューヨーク市場では一時、121円71銭と約2カ月ぶりの高値水準にドルは上昇した。
この日の東京市場でもドルは底堅い値動きとなっているが、121円台中盤の水準では一部利益確定の売りも出ているようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0864ドル前後と前日に比べ0.0070ドル強のユーロ安で推移。対円では1ユーロ=131円90銭台と同50銭強のユーロ安・円高となっている。
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株経通信(株式会社みんかぶ)