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【市況】個別銘柄戦略:引き続き郵政グループには需給期待、決算発表銘柄への関心も再燃


円安を好感してCMEの水準は高いが、年内利上げ観測を受けた米国株安を警戒するような動きが徐々に強まって行く可能性。引き続き、郵政グループ上場に伴う換金売り懸念なども警戒する必要。日本郵政やゆうちょ銀行は早期のMSCI組み入れが伝わっており、引き続き需給期待は強い状況か。ほか、本日は決算を受けての個別物色の動きなども強まりそうだ。古河電工、JT、参天製薬、UACJなどはポジティブと捉えられよう。ホンダ、ソフトバンクなどは特にインパクトが乏しい内容といえそう。建設各社には大幅な上方修正が相次いでいるが、物色は向いにくい状況とみられ、引き続き出尽し感が優勢となる懸念。月次を発表したファストリもインパクトは限定的と捉えられよう。UアローズやABCマートなど比較的ポジティブな月次発表は目立っている。ほか、タカタからの需要シフト期待銘柄、ドローン関連、電子カルテ関連などのテーマ物色にも注目。

《KS》

 提供:フィスコ

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