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【通貨】NY為替:ドル・円は121円54銭、FRB議長が年内の利上げの可能性に言及、ドル急伸


 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円14銭から121円72銭まで上昇し121円54銭で引けた。米10月ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数が予想を上振れし、9月貿易赤字も予想以上に縮小したこと。さらに、イエレンFRB議長が下院金融委員会証言で米国経済や労働市場に自信を表明、「FOMCは12月の利上げが適切となる可能性があると考えている」と述べたため、年内の利上げ観測を受けたドル買いが加速した。


 ユーロ・ドルは、1.0938ドルから1.0844ドルへ下落し、1.0866ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が12月理事会で量的緩和(QE)を拡大するとの期待を受けたユーロ売りが継続した。ユーロ・円は、132円55銭から131円85銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.5415ドルから1.5361ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9885フランまで下落後、0.9951フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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