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2015年11月04日18時28分

【市況】4日の香港市場概況:ハンセン指数は大幅続伸、景気先行き不安後退で全面高の展開


4日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比485.14ポイント(2.15%)高の23053.57ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が277.32ポイント(2.70%)高の10560.74ポイントと、そろって大幅に続伸した。売買代金は1120億9600万香港ドル(3日は645億6400万香港ドル)に拡大。約1カ月ぶりに1000億香港ドル台を回復した。

中国景気の過度な先行き不安が後退する。財新とマークイットが取引時間中に、今年10月の中国サービス業PMIが52.0だったと発表。前月の50.5から1.5ポイント上昇し、3カ月ぶりの高水準を回復したことが好感された。香港の各指数は、昨夜の米株高や中国の政策期待で小高くスタートし、PMI発表後に上げ幅を広げている。

ハンセン指数の構成銘柄は全面高。なかでも、取引所を運営する香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が4.7%高と上げが目立った。中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁が先ごろ、深センと香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)について、2015年内に実現させる方針を明らかにしたと人民銀が3日、公式ウエブサイトに掲載したことが刺激材料。市場活性化で恩恵があると期待された。

香港交易所の広報担当者が地元メディアの取材に対し、深センとの「相互乗り入れ」が年内に実施されるかどうかは、現時点で関知していないとコメントするなか、上げ幅はやや縮小している(ザラバでは一時9.1%上昇)。

H株証券セクターも軒並み急伸。中信証券(6030/HK)が9.2%高、海通証券(6837/HK)が8.6%高、広発証券(1776/HK)が6.4%高、華泰証券(HTSC:6886/HK)が3.7%高と買い進まれた。

エネルギー関連セクターも買われる。昨夜の原油相場高を追い風に、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が5.4%高、中国石油天然気(857/HK)が4.0%高、油田掘削の安東油田服務集団(3337/HK)が5.0%高、中海油田服務(2883/HK)が4.1%高と値を上げた。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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