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【材料】淀川鋼が後場一段高、市況関連株上昇の追い風に吹かれ悪材料出尽くしの典型に

 淀川製鋼所<5451>が後場一段高、8.4%高の2229円まで上昇した。同社は4日前場取引終了後に、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1810億円から1610億円(前期比8.5%減)へ、最終損益を32億円の黒字から35億円の赤字(前期26億1700万円の黒字)へ下方修正した。しかし、株価は足もとの業績悪を織り込みながら前日まで6日連続安で17%以上も下げており、目先悪材料出尽くしとみた買い戻しを誘発した。きょうは、前日の原油市況高などを映してエネルギー・石油関連を筆頭に非鉄、鉄鋼など市況関連株が大きく切り返しており、その流れも味方する格好となった。

淀川鋼の株価は13時20分現在2218円(△162円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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