【通貨】東京為替:豪ドルは上値が重い、立ちはだかる88円の壁
日経平均株価は後場伸び悩んでおり、豪ドル・円は上値が重い展開。昼ごろには87円59銭まで上昇したが、足元は87円30銭台で推移している。今日午前に発表された豪・9月小売売上高が予想通り前月比+0.4%となったほか、交易関係の深い中国では10月財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が52.0と9月の50.5を上回ったことから、豪ドル買いに振れやすい地合い。ただ、市場では「日銀による追加金融緩和への期待感で円売りに振れやすいだけ」(邦銀関係者)との見方から、88円の壁を突破するにはなお時間がかかるとの見方を示す。
ユーロ・ドルは1.0939ドルから1.0963ドル、ユーロ・円は132円64銭から132円86銭で推移した。
《TY》
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