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【材料】ダイキン工業が大幅反発、日経報道は上期営業3期連続最高と報道、大和は今期以降も通期営業最高更新を予想

 ダイキン <6367> が大幅反発。日経新聞が3日付で「ダイキン工業の2015年4~9月期連結営業利益は、前年同期比10%増の1250億円程度となったもようだ。ほぼ期初計画通りで、4~9月期として3年連続で過去最高を更新した。」と報じたことが買い材料となり、一時、5日ぶり8000円台回復場面もあった。

 報道では、ほぼ期初計画の線で、「4~9月期として3年連続で過去最高を更新した。東南アジアのエアコン販売がけん引した」と記しており、5日の決算発表を控えていることもあり買いが向かったようだ。

 大和証券は投資情報ウィークリー今週号で、「同社の今16年3月期営業利益予想は前期比13%増の2150億円と会社予想2120億円をわずかに上回り、過去最高利益の更新を続けると想定。収益力の強化策が奏功していると見ており、改善が継続するとし、16/3、17/3、18/3月期と15年3月期の売上高営業利益率10.0%を超える見通しだ」、「中国への過度な懸念は不要と見る」と指摘するなど好業績銘柄として紹介したことも後押ししているようだ。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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