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【市況】4日の株式相場見通し=大幅安の反動で買い優勢の展開に

4日の東京株式市場は、前営業日2日の大幅安の反動から買い優勢の展開が想定される。前日3日の米株式市場でのNYダウ上昇や、外国為替市場での円安・ドル高進行も買い支援材料となりそうだ。
 3日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比89.39ドル高の1万7918.15ドルと続伸し、7月21日以来ほぼ3カ月半ぶりの高値水準となった。ハイテク株を中心に、7~9月期の企業業績改善を好感した買いが入ったのに加え、原油先物価格の上昇を好感して石油関連銘柄も上昇した。ナスダック総合株価指数は、前日比17.981ポイント高の5145.126と上昇し、7月23日以来の高値水準となった。
 4日早朝の東京外国為替市場では1ドル=121円10銭台での推移となっている。
 日程面では、日本郵政<6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>が東証1部に上場する。経済指標では10月マネタリーベースや、消費者態度指数などが注目。海外では米10月のADP雇用報告やISM非製造業景気指数などの発表があり、6日の米10月雇用統計を占う意味でも投資家の関心は高そうだ。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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