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【通貨】11月3日のNY為替概況


3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円85銭から121円23銭まで上昇し121円10銭で引けた。原油価格の上昇を受けて世界経済への懸念が緩和、リスク選好の円売りに拍車がかかった。また、米国債券利回り上昇に伴うドル買いも強まった。

ユーロ・ドルは、1.0981ドルから1.0936ドルへ下落し、1.0950ドルで引けた。ドラギECB総裁が講演で、12月会合で金融緩和の見直しを行う方針を繰り返したため追加緩和期待に伴うユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、132円79銭から132円55銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.5360ドルまで下落後、1.5424ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、0.9895フランから0.9926フランへ上昇した。ジョルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁の発言「スイスフランは過大評価されており、外為市場でフラン高是正介入の準備がある」を受けてフラン売りが優勢となった。

【経済指標】・米・9月製造業受注指数:前月比-1.0%(予想:-0.9%、8月:-2.1%←-1.7%)・米・10月ISMニューヨーク:65.8(予想45.7、9月44.5)

《KY》

 提供:フィスコ

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