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2015年11月03日18時27分

【市況】3日の中国本土市場概況:上海総合指数は下落、銀行株などが売られる


3日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.39ポイント(0.25%)安の3316.70ポイントと小幅ながら3日続落した。上海A株指数は8.82ポイント(0.25%)安の3473.12ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.08ポイント(0.02%)高の353.26ポイント、深センB株指数が0.56ポイント(0.05%)安の1146.62ポイントで引けた。


前日の終値を挟んで一進一退しながらも、売りが優勢となる流れ。中国共産党の第18期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)が先週閉幕したことにより、これから各種の産業支援策が打ち出されるとの観測が強まる一方、「当局が中国農業銀行(601288/SH)の張雲・頭取を拘束し、取り調べを行っている」と報じられるなど、「反腐敗運動」の広がりが投資家心理の重荷になった(頭取はその後、身柄を解放されたと伝えられる)。

業種別では、時価総額上位の銀行株が安い。中国工商銀行(601398/SH)が1.6%、中国農業銀行が1.3%、中国銀行(601988/SH)が1.0%ずつ値を下げた。不良債権額の増加基調に加え、「反腐敗運動」の矛先が銀行業界に向かっているとの見方が不安材料となっている。発電や水道の公益株、インフラ関連株、バイオ関連株などの下げも目立った。

半面、証券株はしっかり。大手の中信証券(600030/SH)が1.5%上昇した。保険株や不動産株の一角、自動車株、非鉄株、農業関連株なども物色されている。

【亜州IR】

《MK》

 提供:フィスコ

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