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2015年11月03日08時22分

【為替】今日の為替市場ポイント:ドル・円は120円台後半で推移か、欧米株高を意識してリスク回避の円買い抑制


2日のドル・円は東京市場では120円29銭から120円58銭で推移、欧米市場でドルは一時120円81銭まで上昇し、120円76銭で引けた。


本日3日のドル・円は主に120円台後半で推移か。欧米諸国の株高を意識してリスク回避的な円買い・ドル売りは抑制される見込み。


2日に発表された10月の米ISM製造業景況指数は、50.1で9月実績の50.2を下回った。10月実績の50.1は2013年5月以来の低水準だったが、米株式市場では好不調の分岐点となる50を上回ったことが評価されており、NYダウは強い動きを見せた。


製造業景況指数の項目別では雇用指数が9月の50.5から47.6に低下、輸出指数は47.5で9月の46.5を上回ったが、50を大きく下回る状態が続いている。在庫指数は51で9月の54.5から低下した。仕入れ価格指数は39で9月の38から上昇、新規受注は52.9で、9の50.1から上昇した。


10月ISM製造業景況指数は強い数字であるとは言えないが、輸出が多少改善し、新規受注は50の水準を大きく上回っていることから、製造業の景況感がさらに悪化するとの見方はやや後退しているようだ。製造業の景況感については11月以降の動向を観察する必要はあるが、ISMの数字が11月も50を維持できれば、12月の利上げ開始を阻む要因にはならないとの声が聞かれている。

《MK》

 提供:フィスコ

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